【全10回】ピボットテーブルの使い方基礎⑤ - 値の計算方法を変更する

この記事では、ピボットテーブルにおいて値をの計算方法を変更する方法を勉強します。

④の記事で見たように、値は、デフォルトで、合計の値を算出します。
ですので、平均を算出したい場合やデータの個数を表示させたい場合は表示計算方法を変更する必要があります。

前回用いたピボットテーブルの「合計/残業代」を平均値の算出に変更します。
列の中で好きなセルを右クリックしてください。
計算方法を変えたい列を右クリック


すると、メニューが表示されるので、「値の集計方法」から「平均」を選択して下さい。
「値の集計方法」から「平均」を選択

すると、残業代が「合計/残業代」から「平均/残業代」に変わりました。
見出しが「平均」に変わる



次に、「合計/基本給与」をデータの個数に変更してみます。
おなじく、列の中で好きなセルを右クリックしてください。
そして、メニューの中で、「値の集計方法」から「データの個数」を選択します。
「値の集計方法」から「データの個数」を選択


すると、「合計/基本給与」が「データの個数/基本給与」に変わりました。

見出しが「データの個数」に変わる



このように、「値」は計算方法を合計から平均や個数に変更することができます。

この記事で使用している練習用のデータはこちらからダウンロードできます。

ピボットテーブルの使い方 ① - ピボットテーブルの始め方
ピボットテーブルの使い方 ② - 各機能と名称
ピボットテーブルの使い方 ③ - 行ラベルを設定する
ピボットテーブルの使い方 ④ - 値を設定する
ピボットテーブルの使い方 ⑤ - 値の計算方法を変更する<< 現在はこの記事
ピボットテーブルの使い方⑥ - データを並び替える
ピボットテーブルの使い方 ⑦ - 2つめの行ラベルを追加する
ピボットテーブルの使い方⑧ - 独自の集計列を作る
ピボットテーブルの使い方 ⑨ - 「合計」以外のデータを使って独自の集計列を作る
ピボットテーブルの使い方 ⑩ - グラフを追加する

ピボットテーブル練習問題 ① - アメリカ人口統計へはこちら
ピボットテーブル練習問題 ② - 移民統計へはこちら