【全10回】ピボットテーブルの使い方基礎④ - 値を設定する

この記事では、ピボットテーブルに値を設定する方法を勉強します。
行ラベルには、「部署」を設定しておいてください。

「値」は、設定したラベルに対して、ピボットテーブル上で対応する値を表示させます。


操作は、行ラベルと同じように、「ピボットテーブルのフィールド」で値として設定したい項目をドラッグして「値」のボックスの中にいれます。
ピボットデーブルでは、デフォルトで、合計の値を算出します。
ですので、例えば、「基本給与」を設定した場合、値のボックスの中には「合計/企基本給与」と表示がされます。
image.png 6.73KB


ピボットテーブルにも、こちらのように基本給与が表示されますが、こちらは、合計の金額になります。
例えば、マーケティング部全体での給与が¥85,091,199という意味になります。
image.png 24.5KB


値は複数設定することも可能です。例えば、残業代を基本給与の下に設定してみます。
image.png 7.59KB


すると、ピボットテーブルでも、「合計/残業代」が表示されています。
おなじく、自動で合計が計算されて表示されています。
image.png 32.6KB


値のボックスで上にあるものから順にピボットテーブルで表示されますので、残業代と基本給与の順番を以下のように入れ替えると、
image.png 9.87KB


こちらのように、ピボットテーブルに表示される順番も入れ替わります。
image.png 33KB


このように、「値」部分にフィールドをドラッグすることで、値を設定することができます。
自動で「合計」が表示されることに注意して下さい。次の記事では、計算方法を合計から平均に変更する方法を勉強します。

この記事で使用している練習用のデータはこちらからダウンロードできます。

ピボットテーブルの使い方 ① - ピボットテーブルの始め方
ピボットテーブルの使い方 ② - 各機能と名称
ピボットテーブルの使い方 ③ - 行ラベルを設定する
ピボットテーブルの使い方 ④ - 値を設定する<< 現在はこの記事
ピボットテーブルの使い方 ⑤ - 値の計算方法を変更する
ピボットテーブルの使い方⑥ - データを並び替える
ピボットテーブルの使い方 ⑦ - 2つめの行ラベルを追加する
ピボットテーブルの使い方⑧ - 独自の集計列を作る
ピボットテーブルの使い方 ⑨ - 「合計」以外のデータを使って独自の集計列を作る
ピボットテーブルの使い方 ⑩ - グラフを追加する

ピボットテーブル練習問題 ① - アメリカ人口統計へはこちら
ピボットテーブル練習問題 ② - 移民統計へはこちら