【全7回】VBA入門④ - SUBプロシージャ

この記事では、SUBプロシージャについて解説します。

SUBプロシージャとはプログラミングの処理のまとまりの単位です。
SUBプロシージャを実行すると、中に入っている処理が全て実行されます。

料理を例にしてみましょう。チャーハンを作るのには以下の4つの工程(処理)があります。
(1)食材を洗う
(2)食材を切る
(3)食材を炒める
(4)料理を盛り付ける

この4つの処理を、SUBプロシージャ「チャーハンを作る」の中に入れておくと、「チャーハンを作る」を実行するだけで、
中に入っている(1)ー(4)の処理が実行されます。

SUBプロシージャは、必ずモジュールの中に入れ、コードウィンドウの中に書いていきます。
文法は以下の通りです。Sub 名前() と End Subで処理を挟みます
Sub 名前 () 
  処理1
  処理2
End Sub

例えば、MyFirstProjectという名前のSubプロシージャを作った場合、以下のようになります。
Subプロシージャ MyFirstProject


Subプロシージャには好きな名前が付けられますが、文字と文字の間にスペースを入れることができないことを覚えておきましょう。
また、慣例として、MyFirstProjectの様に、各単語の頭文字は大文字にすることが多いです。

複数のSubプロシージャが、モジュールの中に入っている場合は右上のドロップダウンから、どのSubプロシージャを操作するか選ぶことができます。
複数のSubプロシージャがある場合


以上、Subプロシージャについての解説でした。

<<目次>>
【全7回】VBA入門① - エディタを開く
【全7回】VBA入門② - エディタ概要
【全7回】VBA入門③ - モジュールとは
【全7回】VBA入門④ - SUBプロシージャ <<現在はこの記事
【全7回】VBA入門⑤ - コードを書いてみよう
【全7回】VBA入門⑥ - メッセージボックスを作ろう
【全7回】VBA入門⑦ - VBAのコードを保存する