【全5回】Google Apps Scriptをはじめる ③ - 関数とは

この記事では、関数について説明します。

関数とは、プログラミングにおいて、処理のまとまりのことです。

複数の処理を経て、ある目的を達成したいときに、処理①を実行=>処理⓶を実行=>処理③を実行...と続けていくのは面倒です。

一方で、関数の中に全ての処理を入れることで、その関数を実行すれば、中にある処理が実行されます。

関数がある場合とない場合の比較


料理に例えてみると、
(1)食材を洗う
(2)食材を切る
(3)食材を炒める
(4)盛り付ける

と個別の処理をひとつづつ指示して実行させるよりは、
(1)ー(4)をすべて「チャーハンを作る」という動作にまとめて指示した方が楽です。

プログラミングでは、一連の動作を関数というまとまりにしてコンピューターに実行を指示します。

Google App Scriptでは、関数は、以下のように書きます。
function 関数名() {
  処理1
  処理2
  処理3
}

スクリプトエディタを作成した段階で、myFunctionという名前の関数が自動で作成されます。
このまま使うこともできますが、名前を変えることも可能です。

名前は自由に付けることができますが、以下のような制約があります。
(1)数字から始めるのは不可
(2)半角英数で書く
(3)スペースが入れられない

関数名を設定する際のルール


<<目次>>
Google Apps Scriptをはじめる① - エディタの開き方
Google Apps Scriptをはじめる ② - プレッドシートからエディタを開く
Google Apps Scriptをはじめる ③ - 関数とは<<現在の記事
Google Apps Scriptをはじめる ④ -コードを書いてみよう
Google Apps Scriptをはじめる ⑤ -メッセージボックスを作ろう