この記事では、
QUERY関数で一定の条件でデータを抽出するWHEREの使い方を詳しく見ていきます。
特に、
日付の比較をして条件にする場合について書きます。
QUERY関数の基礎については
こちらの記事をご覧ください。
WHEREで数字を比較して条件にする場合は
こちらWHEREを使って場合、書式は以下の通りです。
=QUERY(範囲, "WHERE 抽出条件",見出しの行数)日付を比較するとき、WHERE内で日付は
date 'yyyy-MM-dd'と書きます
以下の取引履歴を例に見ていきましょう。2021年1月31日以前の取引を抽出します。
取引履歴
まずは、抽出する表の範囲を指定します。
=QUERY(A1:D9
表の範囲を指定
次に、WHEREを用いて抽出条件を改定行きます。日付の列を調べたいので、Aと指定します。
WHERE全体をダブルクォーテーションで挟むことを忘れないようにしましょう。
=QUERY(A1:D9, "WHERE A"
調べる列を指定
そして、条件を指定します。「2021年1月31日以前」を条件にしたいので、<= date'2021-01-31'と書きます。
他の比較演算子については
こちらの記事をご覧ください。
=QUERY(A1:D9, "WHERE A <= date'2021-01-31' "
条件を指定
最後に、見出しの行数を指定しましょう。見出しは1行なので、1と書きます。
=QUERY(A1:D9, "WHERE A <= date'2021-01-31' ",1)
見出しの行数を指定
すると、2021年1月31日以前の取引全てが抽出されます。
結果
スプレッドシートをご覧になる場合は
こちら