【3分で分かる】FILTER関数の使い方

今回はスプレッドシートのFILTER関数について解説します。
エクセルのFILTER関数と使い方が異なりますので、エクセルの方はこちらをご覧ください。

FILTER関数は表の中で、特定の列の、一定の条件に合うものを全て抽出する関数です。以下のように書きます。

=FILTER(抽出したい列の範囲, 条件)


例えば、以下のような商品リストにおいて、価格が3万円以上の「商品名」を抽出しましょう。

商品リスト


まず、今回抽出したい商品名は、B列の2行目から9行目にあるので、まずはそれを指定します。
=FILTER(B2:B9
 
抽出したい列を選択


次に、条件を書きます。価格が3万円以上を条件にしたいので、D列の価格が3万円以上を条件に設定します。
=FILTER(B2:B9,D2:D9>=30000)

条件列と範囲を選択




価格が3万円以上の以下の商品名が抽出されます。
書斎机
ダイニングテーブル
2段ベッド
キングベッド

注意が必要なのは、行の長さを抽出列と条件列でそろえる必要があります。例えば、以下のように、条件列の行だけ長くすると
=FILTER(B2:B9,D2:D10>=30000)

「FILTER の範囲サイズが一致しません」とERRORがかえってきます。

実際の例をご覧になる場合は、こちらからスプレッドシートを開いてください。

FILTER関数で複数条件を設定する - AND抽出((スプレッドシート)の記事はこちら
FILTER関数で複数条件を設定する - OR抽出( (スプレッドシート)の記事はこちら

FILTER関数の練習問題の記事はこちらからアクセスできます。
FILTER関数(スプレッドシート) - 練習問題①- 国連の人口増減率統計
FILTER関数(スプレッドシート) - 練習問題② - 都道府県別人口統計