クエリ関数(Query関数)の使い方 - 集計関数Countでデータ数を数える

この記事では、クエリ関数(Query関数)で条件のデータ数の合計を数える集計関数Countの詳しい使い方を見ていきます。

QUERY関数の基礎についてはこちらの記事をご覧ください。

集計関数Countは以下の様に使います。
=QUERY(範囲, "SELECT COUNT(数えたい列) WHERE 抽出条件 ",見出しの行数)

SELECTの後にCOUNTと書き、データ数を数えたい列をカッコのなかに入れます。

以下の都市の人口データを例に見ていきます。人口が100万人以上のデータ数を数えてみましょう。
都市の人口データ

まずは、範囲を指定しましょう。表の範囲A1 - C11を指定します。
=QUERY(A1:C11

範囲の指定


次に、SELECTとCOUNTを用いて、データの個数を数えたい列を指定します。列名はカッコで挟むことに注意しましょう。
=QUERY(A1:C11,"SELECT COUNT(C)
 
データ数を数えたい行を指定


そして、WHEREを用いてデータの抽出条件を指定します。
=QUERY(A1:C11,"SELECT COUNT(C) WHERE C >= 1000000"

最後に、見出しの行数を指定しましょう。見出しは1行なので、1と書きます。
見出しの行数を指定


すると、100万人以上の人口データは5つあるので、「Count 人口」という見出しと「5」と結果が出力されます。
結果


スプレッドシートをご覧になる場合はこちら