この記事では、QUERY関数で条件でデータを抽出するWHEREの使い方を詳しく見ていきます。
特に、複数の条件を設定し、その全てに適合することを条件にデータを抽出する場合について書きます。

QUERY関数の基礎についてはこちらの記事をご覧ください。

書式は以下の通りです。
=QUERY(範囲, "WHERE 抽出条件",見出しの行数）


以下の取引履歴を例に見ていきます。 金額が150万円以上かつA社との取引を抽出します。

まずは、範囲を指定しましょう。表の範囲A1 - D9を指定します。

次に、WHEREを用いて一つ目の抽出条件を書いて行きます。金額の列を調べたいので、Dと指定します。
150万円以上を条件にしたいので、「D >=1500000」と書きます。
WHERE全体をダブルクォーテーションで挟むことを忘れないようにしましょう。

2つ目の条件を書くにはANDを使います。そして、続けて、2つ目の条件であるB列がA社であることを書きます。

最後に、見出しの行数を指定しましょう。見出しは1行なので、１と書きます。

すると、金額が150万円以上かつA社との取引データが抽出されます。

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