この記事では、
QUERY関数で抽出する列を選択するSELECTの使い方を詳しく見ていきます。
QUERY関数の基礎については
こちらの記事をご覧ください。
SELECTを使う場合、書式は以下の通りです。
=QUERY(範囲, "SELECT 抽出したい列",見出しの行数)
抽出したい列はA,B,C,Dなど、列の名前で書きます。
以下の取引履歴を例に見ていきます。顧客と品目の2列のみを抽出しましょう。
取引履歴
まずは、範囲を指定しましょう。表の範囲A1 - D9を指定します。
=QUERY(A1:D9
範囲を指定
次に、SELECTを用いて抽出する列を指定します。顧客と品目の2列を抽出したいので、SELECT B,Cと書きましょう。
複数列を抽出するときは、コンマを列と列の間に書きます。
=QUERY(A1:D9,"SELECT B,C"
抽出する列を指定
最後に、見出しの行数を指定しましょう。見出しは1行なので、1と書きます。
=QUERY(A1:D9,"SELECT B,C",1)
見出しの行数を指定
すると、顧客と品目の列だけが抽出されます。
結果
このレッスンのスプレッドシートをご覧になる場合は
こちら