この記事ではFIND関数の使い方を解説します。

FIND関数は、文字列の中から、特定の文字列を検索し、その文字列が最初に現れる位置が、左端から何番目にあるかを表示します。

書式は以下の通りです。

=SEARCH("検索したい文字列",検索の範囲となる文字列,何番目の文字から検索をスタートするか)

似た関数に、SEARCH関数があります。

Search関数は大文字・小文字の区別なく検索しますが、
FIND関数は大文字を指定した場合は大文字を検索・小文字を指定した場合は小文字を検索します。

それでは、以下の文字列を例に見ていきます。
この文字列の中で小文字のtという文字が何番目か見てみましょう。

まずは、検索する文字を指定します。「t」という文字が初めに何番目に現れるか調べたいので、tを指定します。
文字列はクォーテーションで挟んで下さい。

=FIND("t"

次に検索の範囲となる文字列を指定します。A1セルの文字列内で探したいので、A1セルを指定します。

=FIND("t",A1

最後に何番目の文字から検索をスタートするのかを指定します。特に指定しない場合は、左端から検索がされます。
今回は明示的に１と入れておきます。

=FIND("t",A1,1)

すると、「１４」という数値が返され餡巣。これは、小文字のtは左端から数えて14番目に位置するからです。

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