SEARCH関数の使い方

この記事ではSEARCH関数の使い方について解説します。

SEARCH関数は、文字列の中から、特定の文字列を検索し、その文字列が最初に現れる位置が、左端から何番目にあるかを表示します。

書式は以下の通りです。
=SEARCH("検索したい文字列",検索の範囲となる文字列,何番目の文字から検索をスタートするか)

大文字と小文字の区別はしないことに注意しましょう。
大文字・小文字を区別した検索をしたい場合は、FIND関数を使います。

それでは、以下の文字列を例に見ていきます。
この文字列の中でtという文字が何番目か見てみましょう。
範囲となる文字列


まずは、検索する文字を指定します。「t」という文字が初めに何番目に現れるか調べたいので、tを指定します。
文字列はクォーテーションで挟んで下さい。
=Search("t"

検索したい文字を指定

次に検索の範囲となる文字列を指定します。A1セルの文字列内で探したいので、A1セルを指定します。
=Search("t",A1

検索の範囲となる文字列を指定

最後に何番目の文字から検索をスタートするのかを指定します。特に指定しない場合は、左端から検索がされます。
今回は明示的に1と入れておきます。
=Search("t",A1,1)

検索スタートの位置を指定

すると、「1」と数値が返されます。これは、文字列の中でtが左端にあるからです。

試しに、文字列「te」を検索してみましょう。
=Search("te",A1,1)

「te」を検索


すると、今度は「11」と表示がされます。

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