IFは、
あるひとつの条件に対して、それが正の場合と偽の場合で、出力する値を変える関数です。書式は以下の通りです。
=IF(条件式, 正の場合の値, 負の場合の値)条件式に使う = や >を比較演算子と言いますが、比較演算子の一覧は
こちらです。
例えば、下の支店別の売上表を使って、各支店が、昨年以上の売上であれば「やった!」、そうでなければ、「もう少し!」と出力してみましょう。
支店別売上表
まずは、条件式を書きます。本日の売上が昨年の売上以上であることを比較演算子を用いて書きましょう。
=IF(B2 >= C2
条件式を指定
次に、この条件式が正の場合の値を書きます。"やった!"と書きましょう。
=IF(B2>=C2,"やった!"
条件式が正の場合
最後に、条件式が偽の場合の値を書きます。"もう少し!"と書きましょう。
=IF(B2>=C2,"やった!", "もう少し!")
条件式が偽の場合
A支店の本日の売上は昨年の売上よりも高いので、「やった!」と出力されます。
全ての支店に対して同様のIF関数を適用すると以下のようになります。
結果
こちらの例をスプレッドシートで御覧になる場合は、
こちら