COUNTIFS関数は、範囲内で複数の条件に一致するデータの個数を出力する関数です。
似た関数に単数形のCOUNTIF関数がありますが、こちらは設定できる条件がひとつだけです。（詳しくはこちらの事記）

COUNTIFS関数の書式は以下の通りです。
=COUNTIF(条件検索範囲１, 検索条件１, 条件検索範囲２, 検索条件２...)

検索条件の書き方は以下の通りです。
１．ある値（数字・文字列）との一致を条件にする：その値を書く
２．ある値（数字）との大小を比較を条件にする：”演算子 数値”と書く（ダブルクォーテーション挟む）

下の商品リストを例に価格が3万円以上の机のデータの個数をカウントしてみます。

まずは、一つ目の条件検索範囲を指定します。分類の中から「学習机」の数を調べたいので、C2:C9を範囲に指定します。

=COUNTIFS(C2:C9

次に、検索条件を指定します。「机」と一致するデータの数を調べたいので、単に”机”と書きましょう。

=COUNTIFS(C2:C9, "机"

同じように、2つ目の条件検索範囲と検索条件を指定します。価格を調べるので範囲はC2:C9、条件は3万円以上なので、">=30000"です。

=COUNTIFS(C2:C9, "机",">=30000")

価格が3万円以上の机は、D-5467の商品とT-9045の2つなので、2と出力されます。

スプレッドシートをご覧になる場合はこちら