【3分で分かる】SUBSTITUTE関数の使い方

SUBSTITUTE関数は文字列の一部を別の文字に置き換える関数です。

=SUBSTITUTE(文字列全体, 検索対象文字, 置き換え後の文字, 検索対象)と書きます。

文字列全体:対象となる文字列全体です。セルを指定することもできす。
検索対象文字:文字列の中でどの文字を置き換えたいか指定します
置き換え後の文字:検索された文字をどう置き換えたいか指定します。
検索対象:検索対象文字が複数ある場合、何番目のものを置き換えの対象にするか指定します。指定しない場合は全てが置き換わります。

例として、以下の表の郵便番号から-(ダッシュ)を取り除いたものをD列に表示させる処理をしてみます。
郵便番号を置き換える


まずは、文字列を指定します。今回は、B列がデータになるので、B列のセルを指定します。
=SUBSTITUTE(B2

文字列全体の指定


次に、-(ダッシュ)を検索対象に指定します。文字列は、クォーテーションで挟みます。
=SUBSTITUTE(B2,"-"
検索対象の指定


そして、置き換え後の文字は、""と何もない文字列を指定します。
そうすることで、置き換え後は何も表示されませんので、検索対象の文字列は取り除かれます。
=SUBSTITUTE(B2,"-",""

置き換え後の文字列を指定


最後に、検索対象を設定しますが、今回は全ての-(ダッシュ)を置き換えたいので、指定せずに、関数を閉じます。
=SUBSTITUTE(B2,"-","")
SUBSTITUTE関数適用後



このように、すべての -(ダッシュ)が削除され、修正後の郵便番号が見やすくなりました。
スプレッドシートをご覧になる場合はこちら