この記事では
シリアル値について解説します。
シリアル値とは、エクセルやスプレッドシートにおいて日付を数字で表したもので、基準日から1日後は+1、10日後は+10...と計算します。
エクセルにおいては1900年1月1日が1として基準です。
スプレッドシートでは1899年12月31日が1として基準になっています。
例えば、エクセルにおいて1900年1月31日は、1900年1月1日の30日後なので、31です。
スプレッドシートでは、1899年12月31日の31日後なので、32となります。
ちなみに、2010年5月15日は40313です。
以下のように、1日経つ毎に1を足していきます。
シリアル値の例
エクセルとスプレッドシートで基準日が異なる理由は、「
1900年をうるう年とするか否か」にあります。
エクセルでは1900年はうるう年ではないので、1900年2月29日は存在しません。
一方で、スプレッドシートでは1900年をうるう年としているので、1900年2月29日もカウントします。
ですので、1900年3月1日以降は、エクセルでもスプレッドシートでも、同じ日付には同じシリアル値が割り当てられています。
1900年の1月と2月の計算をする場合には注意が必要です。
なお、基準値以前の日付はエクセルでもスプレッドシートでも「日付」としては使用できません。