この記事ではエクセル関数で表示されるエラーメッセージを紹介します。
こちらが主な関数のエラーの一覧です。
主なエラーメッセージ
(1)#Name? : 関数の名前が間違っているとき
例:関数名の書き間違い。VLOOKUPと書くところをVLOOKAPと書いてしまった
=VLOOKAP()
(2)#DIV/0! : 数値が0又は空のセルを分母に割り算がされているとき
例:100を0で割ったとき
=100/0
(3)#VALUE! : 数式や関数に使うデータに問題があるとき
例:文字列を20で割り算したとき
="こんにちは" / 20
(4)#N/A : 参照すべきデータが空の場合
例: VLOOKUP関数で、L5セルを参照したが、中が空だったとき
=VLOOKUP(A1,B:K,2,FALSE)
A1セルが空
(5)#REF! : 存在しないセルが関数内で使用されているとき
例: VLOOKUP関数で、A1セルを指定したが、その後、A列を消してしまった
=VLOOKUP(A1,B:K,2,FALSE)
(6)#NULL! : 関数内で、範囲の指定方法が間違っている場合
例: SUM関数でK2:K3と書くところ、誤ってスペースを入れてしまった
=SUM(K2 K3)
(7)#NUM! : 関数内に数字に関する間違いがあり、計算ができない場
例: SQRT関数で平方根を求める際に、-2を指定してしまった(負の実数の平方根は存在しない)
=SQRT(-2)