今回は、VLOOKUP関数の使い方について解説します。
VLOOKUPは、表から検索値に合致する特定のデータひとつを取り出す関数です。Excelとスプレッドシート双方で使えます。

まずは、書式を見てみましょう。

各部分の意味は以下の通りです。
検索値とは「検索に使う条件となるデータ」で、これに合致するものを表から探すのがVLOOKUP関数です。
検索範囲は表の範囲です。検索値は、この検索範囲の一番左の列から一致を探します。
列番号はその表の一番左から数えて何番目の列の値を取り出すかを指定し、
検索型は、検索する値が見つからない場合、どのように処理するか TRUEなら近似一致、FALSEなら完全一致で処理をします。

例えば、以下のように、A列に請求書番号・B列に日付・C列に金額のある表があるとします。
請求書番号を検索値として、金額を取り出す処理をVLOOKUP関数を使って書きましょう。

例えば、請求書21214の金額を調べたいときは、以下のように書きます。

=VLOOKUP(21214, A1:C8,3,FALSE）

この関数の結果、￥102,512が値として返されます。

動作は以下の通りです。
①まずは、設定した範囲のA1:C8の一番左の列から検索値である21214を探します。
②検索値が見つかったら、次に列番号の数だけ右にあるセルに移動します。今回は３と設定しているので、３つ動きます

検索値は必ず一番左の列から検索されますので、検索値を含む列を一番左に配置するようにしましょう。
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